結婚式の花嫁の手紙~エピソードの6つの語り口例と書き方~
結婚式の花嫁の手紙はこれまで見てきた「前置き」「書き出し」のようにいくつかのパートに分かれます。
⇒スラスラ筆がすすむ!!結婚式の花嫁の手紙【前置き】の書き方
手紙の構成(起承転結)とも言われますが、話の中心部分である「転」の部分に当たります。
この部分が一番感情がこもりまた両親やゲストも感動できる部分なのでじっくり考えていきましょう。
ではどういった内容を書けば良いのかというと幼少期の思い出などを中心に書いて行きます。
詳しくはこちらを参考にして下さい。
⇒【結婚式の悩み解決】たった1分でわかる!!花嫁の手紙の書き方
さて、今回はそのメイン部分のエピソードについてどんな風な語り口で書いて行けば感情が伝わりやすいかに焦点を当てて6つのパターンを紹介したいと思います。
もくじ(タッチすると移動します)
1.王道の敬語できちんと
万人に受け、誰が聞いても違和感を感じないのは王道の敬語を使っての書き方です。
例、私が一人暮らしをすることに反対だったお父さん。だけど引越し当日の朝、封筒を差し出しひと言「がんばれ」といって送り出してくれました。
2.親しみやすい口語体で
改まった雰囲気が逆に不自然に感じてしまうような親子関係であれば、普段通りの会話調で書くことをおすすめします。
例、お父さん、私が一人暮らしをすることに反対していたよね?でも引越し当日の朝、封筒を出して「がんばれ」って見送ってくれたことは一生忘れないよ!
3.方言など自分らしさを表す
地方出身であれば、方言を混ぜながら書くことも良いですね。親戚のおじさんおばさんも思わずウルっときちゃうかもしれません。
例、お父さんは1人暮らしの反対やったけど引越し当日の朝、ひと言、「頑張り」というてくれました。ほんまに嬉しかったんよ
4.作文風にアレンジ
子供が書くような小学校の作文風に書く方法もあります。懐かしさを出したいときに使います。
例、お父さんは私が1人暮らしをするときに反対したけど引越し当日に渡してくれた手紙をお金と「頑張れ」の一言は今でも僕の心に残っています。
5.ポエム風でやりきる!
どうせやるなら照れずに演出の1つとしてポエム風に書くのも1つの手です。
例、お父さんは1人暮らしに反対。引越し当日の朝「頑張れ」の一言。あの時の封筒を握りしめて家を出た私。こんなに愛されていたことを知り、ぽろッぽろッと玉のような涙が頬をつたった。
6.感謝を伝える表彰状形式で
Take2の東 貴博さんと女優の安めぐみさんの結婚式で東さんがお母さんに表彰状風に手紙を読んで自分が号泣してしまったのは有名な話ですが、照れ隠し+面白く感謝の気持ちを伝えるならアリです。
例、表彰状、お父さんあなたは娘の一人暮らしに反対していたにもかかわらずその温かいひと言と餞別で娘を送り出しました。よってここに感謝を伝えます。
わかりやすいエピソードの伝え方
以下のポイントを意識して書くとエピソードが伝わりやすくなります。
- エピソードに関してそのとき感じた自分の感情を文章に入れる
- その時の想いと今振り返って思う感情の変化を入れる
- 「いつ誰が何をした」をはっきりわかるように説明する
- 1文1文を短く幼稚園生でもわかるような内容で書く
- エピソードのおかげで自分がどうなったのかを伝える
まとめ
いかがでしたでしょうか。今回は話の核であるエピソードの語り口について6つの例を紹介しました。
選ぶポイントは一番自分のキャラクターに合った形が良いですね。
演出も大事ですが本質(親への感謝)を伝えることがもっとも大切です。