装花ってなに?ゼロからわかる結婚式に必要になる装花の種類
結婚式の打ち合わせを
進めていく中で、もっとも
新郎新婦にとってよくわからない
分野なのが
「装花(そうか)」
「会場装花(かいじょうそうか)」
つまりは披露宴会場に飾る
“花選び”です。
お花は日常、食べ物と違って
無くてもいいもの「ぜいたく品」
として扱われていることが多く
部屋に花を飾る習慣などが
なければ、誰かの誕生日や
送別会でもない限りお花屋さん
に行くことさえもないと思います。
そのため「装花の打ち合わせ」
と言われてもいったい何を
打ち合わせればいいのか
わからない人が多いと思います。
そこで、
今回はそもそも「装花」ってなにか?
結婚披露宴で必要になる装花
の種類について全て解説します。
もくじ(タッチすると移動します)
装花ってなに?
装花(そうか)とは会場装飾花の
略語で主にブライダル、お花屋
さん業界で使われいる言葉です。
装花の役割は新郎新婦の
イメージする結婚式の雰囲気に
合わせて会場を花で飾り華やか
にすることです。
花には赤白黄色などなどたくさん
の色があり、
「ピンクはかわいらしい」
「オレンジは元気」など色が与える
印象によって雰囲気をガラリと
変えることができます。
ちなみに装花がないと
こんなことになります。
⇒【悲惨】装花なしの結婚披露宴を挙げると絶対こうなるから危険
打ち合わせって何するの?
「装花」の打ち合わせは通常、
ホテルや専門式場などの会場と
提携している装花専門のお花屋
さんと個別に行います。
内容は、
色は何色にするのか?
どんな雰囲気にしたいのか?
値段はいくらのものにするのか?
などを1つずつ新郎新婦と
相談しながら決めていきます。
⇒現場担当者が教える!結婚式装花のリアルな打ち合わせ内容と流れ
会場に必要な装花の種類
会場装花には最低限ないと
さみしいものから、より豪華に
見える装飾アイテムまで幅広く
あります。早速1つずつ見て
いきましょう。
メイン装花(高砂花)
メイン装花(高砂花)とは新郎新婦
が座る正面に飾るお花のことで、
一番目立つものです。
ちなみに新郎新婦が座る席を
お能の作品『高砂』に由来し、
「高砂(たかさご)席」といいます。
メイン装花は2人のイメージする
結婚式の雰囲気を表す重要な
アイテムです。
ゲスト卓装花(卓花)
ゲストテーブルの中心に飾る
お花のことで、ゲストテーブル
数分必要になります。
装花の役割は基本的に会場を
華やかにするためですがゲスト
へのおもてなしや感謝の気持ち
を表した背演出の一つでも
あるため気を使いたい部分です。
ケーキ装花
ケーキには生ケーキと昔ながら
の背が高いイミテーションケーキ
(一部だけ本物で大部分は作り物)
の2種類がありますが、
ケーキ装花とはケーキの周りや
ケーキの前に飾る花(花びら)です。
これにはちゃんと意味があります!
ウエルカムボード装花
ウエルカムボードとは披露宴
会場入り口に飾るゲストを
お迎えする“ご挨拶看板”です。
ウエルカムボードは額縁に
入っていることが多いので
その周りに花を装飾します。
キャンドル装花
お色直し後に新郎新婦が
各ゲストテーブルを回って
挨拶をする演出にキャンドル
サービスがあります。
2人がトーチ(火をつける道具)
を持って各テーブルの中心に
置いてあるキャンドル(ろうそく)
に火をつけていく演出です。
かつては定番の演出だったの
ですが、現在は光る液体を
入れたりするなど様々な演出が
あるため必ずしも誰もが行う
演出ではなくなりました。
キャンドルにあまり花は必要
ないのですが、キャンドルの
準備は昔から花屋さんが担当
していることが多く、
装花の打ち合わせで一緒に
聞かれることがあると思います。
贈呈用花束
披露宴の終盤にプログラムの1つ
である「両親への記念品贈呈」が
あります。
かつてはお互いの両親に花束を
贈るのが定番の演出でしたが、
現在は花以外の記念品を贈る
新郎新婦も多いです。
たいだい値段によって2種類
くらいから選ぶようになって
います。
ウエディングブーケ
会場装花ではありませんが、
ウエディングブーケの打ち合わせ
も当然お花屋さんが担当するので
会場装花の打ち合わせと一緒
に行います。
結婚式で使う「花」の中で新婦
さんが一番重要視するアイテム
ですね。
その他装花
装花は派手にしよと思えば
キリがありません。そのため
会場の至る所に装飾できる
アイテムが用意されています。
例えば以下のようなものが
あります。
- メイン席バック装花(以下 装花略)
- 入口アーチ
- 階段手すり
- ナプキン
- 席札・グラスフラワー
- ケーキナイフ
- チェアフラワー
- マイク
- キャンドルトーチ
- 子供用贈呈花束, etc.
いかがでしたでしょうか。
装花に関してはわからないが
多く、装花担当者の言われる
がままに見積りに入れていか
れると気づきたら装花だけで
とんでもない額になったなんて
こともあります。
装花は結構むずかしいので以下の
記事内容も押さえておきましょう。