【部下の結婚式】上司としてカタチになるご祝儀の金額相場は?
人の結婚式は御祝い事ですから
うれしいもの。
しかし、同時に非常時の出費でも
あります。葬式と異なり、3ケ月
くらい前から招待状がくるため
出席するかしないか自分で決める
ことは出来ますが、だからといって
立場上、お金がないから欠席します
というわけにはいかないこともある
でしょう。
そこで、今回は会社の部下の結婚式
に招待された時のご祝儀について
お話したいと思います。
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部下の結婚式
部下といってもあなたが社長クラス
なのか直属の上司なのかそうでは
ないのかによって対応も変わって
くるとは思いますが
一般的に上司が部下の結婚式に
招待された場合2~3万円を包む人
が多いようです。近頃は結婚式の
ご祝儀額の標準が3万円ですので
それに合わせているともいえます。
2万円じゃダメ?
1万円でも高額ですが、3万円
となると御祝い事でもない限り
自分ではなかなか使うのに
勇気がいる額です。
そのため上司であればもう少し
あげるべきではないかというな
悩みがでてくるかもしれませんが
無理に高額を渡す必要はないです。
では、2万円じゃダメか?という質問
が出てくると思いますが、もちろん
ダメなことはありません。ダメではない
でのですが、元ブライダル業界にいた
身としてはあなたが上司ならば
最低3万円にすることをおすすめ
したいと思います。
ご祝儀2万円をおすすめしない理由
まず、縁起の問題で2などの偶数は
良くないと言われています。
理由は偶数は割り切れる数字なので
“分かれる”のは「別れる」を連想するから
や、陰陽道において奇数は陽、偶数は
陰の数字であるため奇数である3を
選びましょうというのが常識になって
いるからです。
最近では夫婦=“ペア”であるから2万円
を包むことも一般的になってきたようです
が、やはり長きに渡ってご祝儀は奇数
という慣習があるため、いくら自分が
説明しても理解は得られないでしょう。
そしてご祝儀の管理というのは両親
がすることも多いです。やはり20代30代
のカップルでは、本人たちの収入だけ
ではなかなか結婚資金まで貯蓄する
ことは難しいです。
そのため双方の両親が結婚費用を
援助しているケースはかなり多い
です。
つまり、あなたが部下の両親から
どうみられるかということも意識して
おきましょう。
ちなみに両親からの結婚資金
援助は300万円までであれば
税金がかからない制度が
最近出来ました。
これらについては
以下の記事でわかりやすく解説
しているので知りたい方がぜひこちら
の記事を参考にして下さい。
⇒親からの結婚式の費用援助にかかる税金が安くなるって本当!?
3万円ならカタチになる
2万円にしたことによって周囲
から「ケチ」だとか「非常識」と
言われる可能性があるのなら
最初から御祝金、標準額の
3万円を包みましょう。
部下である新郎新婦だけでなく双方の
両親からの印象を考えた場合に2万円
を出すリスクは大きです。
やはり、あなたは上司にあたるわけ
でこれ等の御祝金に関しては仕方が
ないものとしてケチらず出しましょう。
いかがでしたでしょうか。
御祝金といえど余分な出費は
少々考えてしまうひとも多いと思います。
ですがここは社会人の先輩としてきちっと
対応することがいい見本になるでしょう。