【黒いネクタイはなぜダメ?】男性の結婚式での服装マナー
はじめて友人や知人の結婚式に
招待された20代前半の男性など
どんな服装で行っていいのか
わからないことも多いと思います。
タイトルにあるように黒いネクタイ
をしていくのは他のサイトでも解説
されているように
日本では黒いネクタイは
「喪服(もふく)」とセットでするもの
であり、喪服はお葬式に着用して
いくものです。
つまり結婚式は御祝の席ですから
ふさわしくないということです。
では、ふさわしくないだけで着用
していってもいいの?という質問
があるかもしれなのでこのサイト
ではなぜふさわしくないのかまで
お話しするのと
黒いネクタイの他にある守るべき
男性の結婚式の服装マナーに
ついて解説します。
礼服とは
まず、本題に入る前に一般的に男性
が結婚式に招待されたときに着用
する礼服(れいふく)、
フォーマルウェアについて簡単に
説明します。
礼服とは冠婚葬祭などに着用する服
のことですが、国際基準において礼服は
正礼装(せいれいそう)
準礼装(じゅんれいそう)
略礼装(りゃくれいそう)
平服(へいふく)に分かれています。
日本において冠婚葬祭でもっとも
多く着用されている礼服は略礼装の
中の「ブラックスーツ」です。
ですので結婚式に招待された場合
にはブラックスーツを着用し白
かシルバー(若い人はシルバー
が多い)のネクタイをしていけば
もっとも無難であり正しい服装です。
最近はブラックスーツではなく
チャコールグレーやダークネイビー
などのダークスーツを着用している
人も多いです。
じゃぁ、ブラックスーツに黒いネクタイ
もかっこいいし、よく雑誌でもみかける
けど本当にダメなの?という質問が
ありますが・・・
誰の結婚式かを考える
そもそもですが、結婚式に招待され
た場合新郎新婦より目立つ格好は
してはいけません。
これは結婚するのは新郎新婦であり
結婚式の主役は2人だからです。
つまり主役より目立たないのが
マナーなんです。
そして、ブラックスーツに黒い
ネクタイがなぜダメなのかというと
2人の御祝である結婚式にお葬式
のイメージをもつスタイルでいけば
当然、目立つため結果的に新郎新婦
や親族、その他ゲストを不愉快に
させるからです。
では、他にどのような服装が
NGなのでしょうか?
招待客のNGな服装
- 派手な服装・色
- アニマル柄(ネクタイ)
- アクセサリーの多用(ドクロなど)
- 肌の露出が多い(女性の場合)
詳細に挙げればキリがありませんが
先程も説明したように全般的に新郎
新婦より目立つ服装がNGです。
アニマル柄のネクタイなどは動物
の殺生を連想させることや、
クロムハーツなどのアクセサリー
また女性であれば肌の露出も目立つ
ため新婦よりも控えるのがマナーです。
いかがでしたでしょうか。
結婚式に黒いネクタイの着用がNG
なのは、お葬式をイメージするので
縁起が悪いという理由ですが
突き詰めて考えると新郎新婦2人
に対して非常に失礼だということです。
特に結婚式に初めて呼ばれる場合
にはついつい、自分がどんなオシャレ
をしていくかに気を取られがちですが
本来は2人の結婚式の御祝に招待
されている身であり、お祝いしてあげ
る側であること、そのため2人より
目立つ服装はしないことが鉄則で
あることを十分自覚しておくこと
が大切です。
ちなみに普段着でOKな?結婚式の
2次会になぜジーンズがNGなのか
気になる人は以下の記事をご覧ください。