可愛い?大人っぽい?イメージに合わせた結婚式装花の色の決め方
結婚式の装花(そうか)の選び方
のコツは「自分たちの結婚式の
イメージに合う色を選びましょう!」
なんて、雑誌に書いてあったけど
そもそもイメージにはどんな種類
があるのか?
そして「かわいい」とか「元気な」
イメージを表す具体的な色って
何色なの?という素朴な疑問を
もっている人も多いと思います。
そこで、今回は「イメージ」と「花色」
の関係と具体的な花の組み合わせ
例をご紹介したいと思います。
もし、まだ装花についてまったく
わからない場合はまずこちらの
記事を先にご覧ください。
⇒【悲惨】装花なしの結婚披露宴を挙げると絶対こうなるから危険
もくじ(タッチすると移動します)
可愛らしい(ピンク系)
かわいらしい花色はズバリ!
ピンク系です。ピンク系にも
濃淡ありますがどちらか一色
だけでなく
上から下にかけてだんだん色
が薄くなるようなグラデーション
にしたり、ふんわりとした種類
の花やベビーピンクのような
優しいピンク、
小花や小さい実、リボンなどを
使うと可愛らしいイメージを出す
ことができます。
白とピンクの組み合わせなど。
(バラ・ガーベラ・スイトピー・・)
荘厳・大人かわいい(赤系)
荘厳(そうごん)とは重々しさが
あって立派なことという意味です。
一方、大人かわいいイメージも
作ることができます。赤色に限り
ませんが、花は種類や組み合わせ
によって表現できるイメージが
変わることもあります。
一つ言えることは赤色を使う
ことによってアレンジメント全体
が落ち着いた感じに締まります。
なので、黒木目調のテーブルに
赤バラメインのアレンジを置けば
荘厳な雰囲気が出ますし、
赤いダリアをメインにピンクの
バラをプラスすることにより
大人かわいいいイメージを
出すこともできます。
清楚・ナチュラルかわいい(白系)
白は清楚(せいそ)なイメージが
あります。白は純潔、純真などの
言葉から連想される色でもあり、
一点の曇りもなく清いことを
表します。
白も、赤同様に使用する花の
種類によって表現できるイメージ
が変わりますが、丸いバラや
トルコキキョウ、マトリカイアなどの
野原で摘んできたような小花と
淡いグリーンの花・葉を使うと
ナチュラル+かわいいイメージ
を出すことができます。
ナチュラル(グリーン系)
ナチュラルとは「自然な」「自然的」
という意味ですが、花で表現する
場合はグリーンと白を使います。
グリーンといっても「葉」と「花」を
使い、葉の分量が多ければ多い
ほどよりナチュラルに近づきます。
一般的には白やグリーンの
トルコキキョウやビバーナムなど
をメインに使用し数種類の濃淡
のグリーンを合わせてアレンジ
します。
元気な(黄色・オレンジ系)
ビタミンカラーと呼ばれる元気
なイメージを出すには一般的に
黄色やオレンジ色の花を使用
します。
黄色×オレンジの組み合わせは
王道ですが、黄色×ブルーなど
の組み合わせも良く使われます。
オレンジには元気なイメージも
ありますが、オレンジと茶色の
組み合わせで田園風景を思い
起こさせる田舎っぽさ
(レンドリッヒ)のイメージを表す
こともできます。
エキゾチック(オレンジ×紫など南国系)
エキゾチックとは「異国風」という意味
ですが、主に使用する花の種類は
南国系の花でモカラランや
アンスリウム、モンステラ、アレカヤシ
などを使い、
色合い的には原色のオレンジ
紫、赤、ピンクなどを組み合わ
せます。
アンティーク(くすんだ色、スモーキーカラー)
このイメージの仲間には
- アンティーク
「骨董品」「ふるもの」という意味。
- シャビーシック
「使い込まれた粋な」「洗練された古さ」。
- ニュアンスカラー
「微妙な色」という言葉が良く使われ、
一見すると枯れてるんじゃないか
と思うような茶色やベージュ
だったり、
けむりでいぶされたような色や
ベージュとピンクとグリーンが
混ざったようなはっきりしない
色を指します。
そして、こういうような色が
いわゆる赤・黄色のような
ありきたりの色と比べると
「オシャレ」に感じる人もいます。
使う花の種類はバラや
トルコキキョウ、秋色アジサイ
などがあります。
エレガント(白)
エレガントとは「流麗」「落ち着いて
気品のある」「優美な」という意味で
花色で表す場合、白のみを使っても
表現できます。
あと、エレガントの意味上、本当は
流れるような線も必要です。
使用する花は真っ白のカトレア
ダリア、厳密に言うとカラーなど
流れる線のあるものがエレガント
に該当します。
ただし、カラーは花の形状と
白花と茎のグリーンの対称が
ナチュラルやモダンな雰囲気を
表現するにも使われます。
ノーブル(白・紫)
ノーブルとは「高貴な」という意味
で花で表現する場合、カサブランカ
などの白ユリやコチョウラン、
八重咲きのトルコキキョウなど
高価な花を使用することが多いです。
ラグジュアリー(紫・赤黒・赤紫)
ラグジュアリーとは「贅沢な」という
意味で、花で表現する場合、主に
紫系の花を使うことが多いです。
特に八重咲きのトルコキキョウや
高級ランであるバンダ、黒に近い
深い赤のダリア“黒蝶”など落ち
着いた色合いであり高級感を
表現することができます。
いかがでしたでしょうか。
イメージと花の色は同じ色でも
使う花の種類によって人に与える
イメージがガラリと変わることが
ありますが、
今回ご紹介した内容は結婚式
の装花を決める際に参考になる
と思いますので以下の記事内容
も参考にしてぜひ活用して下さい。