【3分でわかる!】結納と顔合わせ食事会の明確な違いはなに?
結婚のプロポーズをしたら
あるいはされたら次は結婚式
を挙げるまでにどういった流れで
進めていけばいいのか知って
いますか?
結婚前に結納(ゆいのう)や
顔合わせ食事会をするのは
聞いたことがあるけど、
違いがよくわかりませんよね?
そこで、今回は一般的に結婚式前
に広く行われている
「結納(ゆいのう)」と
「顔合わせ食事会」の明確な違いを
3分で説明したいと思います。
結納(ゆいのう)とは
結納とは男性から女性に金品
を贈り結婚の約束をする儀式
のことです。
儀式なので会場に入る順番や席次
結納品など地域によって異なります
がちゃんとした作法が決まって
います。
例えば結納品は9品目が基本
とされており、以下のようなもの
を贈ります。
- 目録(もくろく)・・・結納品の品目と数が書かれたもの
- 長熨斗(ながのし)・・・のしあわび。あわびの身を干して伸ばしたもの
- 金包(きんぽう)・・・結納金を包んだもの
- 末広(すえひろ)・・・純真無垢を表す一対の白い扇
- 寿留女(スルメ)・・・するめは保存が効くのでご縁が続く意味合いがある
- 友志良賀(ともしらが)・・・白い麻糸。白髪になるまで長生きできるように。
- 子生婦(コンブ)・・・子孫繁栄を意味します。
- 勝男武士(かつおぶし)・・・当て字でわかるようにたくましい男性を意味します。
- 家内喜多留(やなぎだる)・・・祝い酒を入れた柳樽です。
顔合わせ食事会
一方、顔合わせ食事会とはその名
の通り新郎新婦がそれぞれの親
を紹介する席のことで、結納と違い
形式にこだわらず食事を兼ねて
ご挨拶をしようというゆるやかな
雰囲気の会です。
結納品の代わりに婚約指輪や時計
など結婚記念品を交換するのが
一般的です。
食事会というくらいなので行う場所
はホテルや料亭などフォーマルな
ところで行われこちらは結納と
変わりません。
明確な違いは“儀式的”かどうか
結納と顔合わせ食事会は、
お互いの両親を紹介する
顔合わせという点で中身は同じ
ですが
2つの明確な違いとして
「儀式的」な感じがあるか
ないかです。
結納は地域によっては女性
の自宅に男性側が訪問する
しきたりがあるなど正直堅苦しい
です。
これはその家の慣習や住んでいる
地域の伝統であるならばそれに
従うしかありません。
しかし、現在多くの家庭では先に
紹介した結納品をわざわざ
そろえるのはめんどくさく
両家の顔合わせが目的である
ならば何も儀式的な結納を行う
のではなく食事会でいいのでは?
という考え方がされるように
なりました。